豊崎プラザ

概要

toyosaki1 豊崎プラザは、敷地のまん中を南北に貫く路地が通され、敷地の中央西側に主屋が建ち、主屋の北、東、南に長屋5棟が配置されている。建物は、大正中期から大正末期にかけて順次建設されたものである。大阪市内の伝統的木造住宅は、戦災によって大半が焼失し、さらに近年は老朽化による建て替えやマンション開発によって、急速にその姿を消しつつある。豊崎プラザは1戸建ての主屋と長屋建ての借家、そして地道のままの路地が残り、長屋建築を中心とした近代大阪の住宅地形成史を物語る、極めて貴重な存在である。現在、大阪市内では、阿倍野区の昭和町や中央区の空堀地域などで、長屋の保全・活用事例が生まれつつある。豊崎プラザは、大阪の表玄関である梅田近辺に立地しており、隣接する中崎町の長屋建築群と連携して、保存・活用事例における大阪のキタの拠点施設としての役割が期待できる。


プロジェクトの展開

豊崎プラザに関連するプロジェクトはこれまで数多くの賞を授与されるなど、その試みが各界で大きく評価されているとともに、最近は大阪キタから天王寺、北加賀屋まで大阪市全域の数十件の長屋を同時公開するパブリック・イベント「オープンナガヤ大阪」が毎年開催されている。


豊崎長屋関連の受賞歴

・2008年:日本建築学会大会建築デザイン発表会「木造建築の可能性」発表顕彰/第25回住まいのリフォームコンクール(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞
・2009年:リジェネレーション建築再生展第8回設計アイデアコンテスト・環境賞/第11回関西まちづくり賞/第8回芦原義信賞/第31回INAXデザインコンテスト・銅賞
・2010年:第23回大阪市ハウジングデザイン賞・特別賞/住まいの環境デザインアワード2010・グランプリ/2010年日本建築学会教育賞(教育貢献)/ 2010年都市住宅学会・業績賞
・2011年:グッドデザイン・サステナブルデザイン賞(経済産業大臣賞)


アクセス・連絡先

豊崎プラザは、個人の住宅ですので非公開にしており、現地のご案内はしておりません。研究内容やイベント等の開催結果については、このホームページでお知らせしております。 お問合わせについては、メールにてお願いいたします。