URP10周年シンポジウム

大阪市立大学都市研究プラザ10周年記念国際シンポジウム

復元力(レジリエンス)のある都市をめざして
――アジアと欧州を架橋する先端的都市論

20160922poster 格差と貧困・マイノリティ差別・手ごろな住宅の不足・移民・孤独・少子高齢化・エコロジーといた問題が深刻化し、政策が追いつかない、うまく機能しない事態が増加しています。
このような状況のもと、人々やコミュニティが自力で、また行政と連携しながら、世界と地域に同時につながりつつ、生活の場であるまちを粘り強く作り変え、難局をしたたかに生き延びる都市の再成に注目が集まっています。
こうした21世紀都市の最新の取り組みを、「レジリエンス」をキーワードに研究者、実務家、実践家、市民と広く共有すべく、都市研究プラザでは2006年の創設から10周年を記念して、下記の要領で国際シンポジウムを行います。多くの方々の参加をお待ちしております。

開催日:2016年9月22日(木・祝)~9月24日(土)

主催「アジア包摂型都市モデルの構築に向けた国際シンポジウム」実行委員会、大阪市立大学都市研究プラザ
共催:公益財団法人大阪国際交流センター
助成:文部科学省共同利用・研究拠点形成事業費補助金「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業~スタートアップ支援」(大阪市立大学先端的都研究拠点)、独立行政法人国際交流基金、公益財団法人社会科学国際交流江草基金、公益財団法人大林財団、公益財団法人野村財団

入 場:無料(要申込。 申込なく来場された場合、定員の都合で入場できないことがあります)

申込締切:2016年9月20日正午 ※多数の問合せをいただいているため延長しました。
(はがき、電子メール、電話、FAX。氏名・連絡先・所属(ある場合)を明記の上、どのプログラムに参加希望かをお伝えください)

ポスター・チラシのダウンロード
当日のプログラム、要旨集のダウンロード
問合せ・申込先:大阪市立大学都市研究プラザ
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
TEL 06-6605-2071 FAX 06-6605-2069
メール: urp10th [at] ur-plaza.osaka-cu.ac.jp

国際シンポジウム・プログラム

2016年9月22日(木・祝)

【会場】大阪国際交流センター小ホール ※英日同時通訳
(大阪市天王寺区上本町8-2-6 電話:06-6672-5931)
地下鉄「谷町九丁目」「四天王寺前夕陽ヶ丘」、近鉄「大阪上本町」歩10分

8:45 開場

9:15 開会挨拶:荒川哲男(大阪市立大学・学長)、藏野芳男(公益財団法人大阪国際交流センター・理事長)、阿部昌樹(都市研究プラザ・所長)

9:30~12:00【基調講演】

  • バリー・シェルトン(シドニー大学名誉教授・建築デザイン)
    「アーバン・デザインからの展望――文化の境界を越え空間認識を拡大するために」
  • リリー・コン(シンガポールマネジメント大学・学長)
    「アート・文化と復元力(レジリエンス)のある都市にする」
  • クリス・ケストロート(ルーヴェン・カトリック大学教授・地理学)
    「都市移住の政治経済学――ブリュッセルを事例に」

13:00~18:30【メインセッション】
文化創造、アート、ローカルな多様性とレジリエンス(3 部構成)

13:00~14:45 文化創造と復元力(レジリエンス)
司会:バリー・シェルトン、岡野浩(都市研究プラザ)

  • 庵原悟(東京工業大学)「父と植物園⸺100年の夢」
  • 大杉栄嗣(大塚オーミ陶業)「信楽と鳴門⸺大塚国際美術館のさきに」
  • 古田希雄(各務原市役所)「メタセコイア並木による韓国・春川市との交流」
  • 片山弘紀(ミロク・テクノウッド)「レクサスの竹ハンドルの製造を通じた地方・中山間地域のレジリエンス」
15:00~16:45 アートと復元力(レジリエンス)
司会:リリー・コン、中川眞(文学研究科)
  • イファダ・アリヤニ(インドネシア芸術大学ジョグジャカルタ校) “Citizen Movement Through Arts Towards Resilient City”
  • ミミ・サフィトリ(ガジャマダ大学) “Adaptive Re-Use Cultural Heritage in the Development of Surakarta, Former Capital of Javanese Kingdom”
  • ポーンプラピット・パオサワット(チュラロンコン大学) “Mapping the Living Cultural Sites of Bangkok: Understanding and Building Local Identities of the Mega-City”
  • 前田茂樹(大阪工業大学)「建築が出来るプロセスを通じたレジリエントな社会へのアプローチ⸺バングラデシュのサイクロンシェルターと、徳島佐那河内村での古民家改修事例を通じて」
17:00~18:20 ローカルな多様性と復元力(レジリエンス)
司会:クリス・ケストロート、水内俊雄(都市研究プラザ)
  • マイク・ラコ(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン) “The Politicisation of Diversity Planning in A Global City: Lessons from London”
  • 福本拓(宮崎産業経営大学) “Mobility and Immobility in An Inner City of Japanese Metropolitan Areas: A Case of Ethnic Clusters of Korean Residents in Osaka”
  • 陳映芳(上海交通大学) “‘Familization’ as A Governance Strategy: The Case of ‘right of residence’ in Shanghai”

2016年9月23日(金)

9:30~12:45 モーニング・セッション(日本語または英語 資料は日英2言語)
会場:大阪国際交流センター

【会議室A+B:多様性とレジリエンス】
10:30~11:15 発表

  • 司会:水内俊雄
  • 発表:ステイン・オーステルリンク(アントワープ大学)
    「理論の具体化を求めて:多様性における連帯の探究」
11:30~12:30 オーステルリンク発表に対する総合討論
  • 司会:水内俊雄
  • 討論者:クリス・ケステロート、マイク・ラコ、福本拓、陳映芳
【会議室C+D】
9:30~12:45 社会に関与するアートとデザイン
  • 司会:中川眞、嘉名光市(工学研究科)
  • 発表:沼田里衣(都市研究プラザ)、山田創平(京都精華大学)、倉方俊輔(工学研究科)、堀口徹(近畿大学)、雨森信(都市研究プラザ)、遊佐敏彦(奈良県立医科大学)、寺浦薫(大阪府)
【中会議室「銀杏」】
9:30~10:50 植物園・博物館と復元力
  • 司会:潘山海(都市研究プラザ)
  • 発表:フランツ・ヴァルデンベルガー(ドイツ日本研究所)、飯野盛利(理学研究科)、ハン・フーン(ニューサウスウェールズ大学)、イ・ビョンジュン(釜山大学校)
11:10~12:30 災害と復元力
  • 司会:吉田大介(創造都市研究科)
  • 発表:森一彦(都市防災教育研究センター)、本田洋一(斑鳩町役場)、河本大地(奈良教育大学)、グイド・フェリーリ(ミラノIULM大学)

13:30~18:00 アフタヌーン・セッション(日英逐次通訳)

「レジリエンスと多様性都市」ワークショップ ※募集なし
会場:西成プラザ(JR「新今宮」歩1分)

  • 企画者:水内俊雄(大阪市立大学)
  • 13:30~14:15 阿倍野および西成あいりん地域の都市開発と社会問題の特質
  • 14:30~16:30 阿倍野、あいりん地域の巡検
  • 16:30~17:30 厳しい都市問題を抱える地域のレジリエンスを生かした取り組みに関するディスカッション
大阪くらしの今昔館・豊崎・中崎町エクスカーション ※22日会場で受付(関係者のみ)
会場1:大阪くらしの今昔館(谷町線「天神橋筋六丁目」歩3分)
会場2:豊崎プラザ(会場1から歩10分、谷町線「中崎町」歩10分)
  • 司会:フランツ・ヴァルデンベルガー
  • 発表:バリー・シェルトン&岡山恵美子(元メルボルン大学)、小池志保子(生活科学研究科)、藤田忍(生活科学研究科)
アート・パフォーマンスと室内ワークショップ ※申込必須
会場:船場アートカフェ(堺筋線「北浜」歩5分)
  • 司会:高岡伸一(都市研究プラザ)
  • 発表:諏訪晃一(都市研究プラザ)、長澤明子(スリヤサンキート代表)、池田吉孝(高麗橋二丁目振興町会)

2016年9月24日(土) グランフロント大阪会場

会場:グランフロント大阪北館タワーC8階カンファレンスルーム
(大阪市北区大深町3-1、電話:06-6372-6417)JR「大阪」・各線「梅田」歩3 分

9:30~11:50 先端的アジア都市論連続企画「包摂都市を構想する⸺包摂型アジア都市論の挑戦」
共催:居住福祉学会

出演:アンネ・セィット(香港SoCO)、李盈姿(台湾・芒草心慈善協会)、南垣碩(ソウル研究院)、黃麗玲(国立台湾大学)、鄧永成(香港浸会大学)

13:00~17:00 北欧とアジアに学ぶ刑務所出所者の社会的包摂⸺インクルーシブな地域づくりの構想に向けた国際共同の研究集会

第一部 13:00~14:40

  • 浜井浩一(龍谷大学矯正保護総合センター)
  • アンジェリカ・シャフト(オスロ・アケシュス応用科学大学)
  • ハンス・ヨルゲン・ブリュッカー(ノルウェー矯正研修所[KRUS])
  • アンネ・セィット(香港社区組織協会[SoCO])
第二部 14:55~15:55
  • 手塚文哉(法務省大阪矯正管区)
  • 松田慎一(NPO法人大阪府就労支援事業者機構)
  • 水内俊雄(都市研究プラザ)
討論 16:10~17:00

2016年9月24日(土) 大阪市立大学杉本キャンパス会場

会場:大阪市立大学杉本キャンパス・学術情報総合センター10階会議室
(大阪市住吉区杉本3-3-138、電話:06-6605-2071)JR「杉本町」歩3分

9:00~17:00 スピーチセッション「文化の創造性と復元力(レジリエンス)」(日本語中心・状況に応じて英語による要約)

9:00~10:20 地域の復元力(ヒトと記憶)
司会:豊下正良(豊下製菓)
9:00~9:20 關淳一(社団法人日本WHO協会)「美章園の思い出⸺關一と美章園について」
9:20~9:40 吉村直樹(田邊ホープゾーン協議会)「田辺のポテンシャルでコミュニティ再生」
9:40~10:00 田丸八郎(信太の森FANクラブ)「信太の森の自然とふるさと館」
10:00~10:20 難波りんご(天王寺蕪の会)「阿倍野の文化創造性となにわ伝統野菜〈天王寺蕪〉の復元力」

10:30~12:10 木/土と教育の復元力(モノとコト)
司会:フランツ・ヴァルデンベルガー
10:30~10:50 山田麻香(大塚オーミ陶業)「大塚国際美術館の魅力とセラミックアーカイブ」
10:50~11:10 渡邊潤(ノリタケの森)「ノリタケの森」
11:10~11:30 下出大介(国土交通省関東地方整備局国立昭和記念公園事務所)「国営昭和記念公園と地域連携」
11:30~11:50 徳永拓(吉野町役場)「吉野杉と木育」
11:50~12:10 中川浩佑(中川弦楽器製造)「風の音と弦楽器⸺自然の可聴化」

13:30~15:10 メタセコイアと文化の復元力(自然と植物)
司会:塚腰実(大阪市立自然史博物館)
13:30~13:50 塚腰実・三井聖子(大阪市立自然史博物館)「メタセコイアの発見・普及と文化創造⸺三木茂博士の発見から75年」
13:50~14:10 大塚隼「メタセコイアによる交野と地域とのリンク」
14:10~14:30 小田純之介・澤田優(夕陽丘高校)「メタセコイアが語る夕陽丘高校の歴史」
14:30~14:50 杉村浩司(昭和中学校)「昭和に生きた化石」
14:50~15:10 板倉宏明(雲雀丘学園)「雲雀丘学園とメタセコイア」

15:20~16:30 ギターの復元力:自然と生物の音
企画・司会:武田雅史(ドルフィンギターズ)
15:20~15:40 基調講演:塩崎雅亮(エム・シオザキ弦楽器工房)「ギターの音色を生み出す木材と技術について」
15:40~16:30 ギター・ルシアーによる討論「3人のギター製作者による世界の木材事情とギター製作」
出演:塩崎雅亮・杉田健司(Sugita Kenji Acoustic)・佐野博士(株式会社寺田楽器)

16:30~17:00 統括セッション
司会:岡野浩
出演:豊下正良、F・ヴァルデンベルガー、塚腰実

終日 展示セッション(学術情報総合センター)

10階 左側(メタセコイア関連)
夕陽丘高校/昭和中学校/大阪市立自然史博物館/各務原市/私市植物園(大阪市大)
10階 右側(ギター・ウクレレ関連)
ドルフィンギター/中川弦楽器
10階 研究交流室
大阪・田辺/あべの会/信太の森/大塚オーミ陶業/ノリタケの森
1階 文化交流室
大阪市立大学防災センター