シンポジウム・研究会
第213回「まちづくりひろば」

Posted at : 2018-05-31


釜ヶ崎の包摂力の継承の基盤となる新たなハウジング論・居住支援論の深化を目的とした研究報告会を開催する。「まちづくりひろば」は今回で通算213回を数えるが、これまで地域住民や不動産業者、行政関係者、研究者等を巻き込みながら、釜ヶ崎の現状と将来に関する意見交換の場として機能してきた。今回の研究報告会もその一環として位置づけられる。

 
  • 水内俊雄(大阪市立大学都市研究プラザ): 「定住」か「宿泊」か「野宿」かの3択論ではとらえきれない、多様で中間的・暫定的な住まい方が拡がっている最新実態報告と、その中で見えてきた地域居住資源活用の可能性を考え合う
  • 寺川政司(近畿大学建築学部):空き家・簡宿・密集市街地アパートなど多様なハウジングのマネージメント・プロジェクトで職能開発・地域就労・居住支援等のしくみづくり(まずはそのモデル事業)を考え合う
  • コルナトウスキ ヒェラルド(九州大学大学院比較社会文化研究院):上の2つをつなぐキーワードの一つ「サービス・ハブ」とは国際的にどのような概念?釜ヶ崎的に言えばどういうこと?
日時:2018年06月20日(火) 18:30-20:50
場所:大阪市西成区・太子福祉館(大阪市立大学西成プラザ)
参加:無料

主催:釜ヶ崎のまち再生フォーラム
共催:大阪市立大学都市研究プラザ

問い合わせ先:都市研究プラザ joint_office(at)ur–plaza.osaka-cu.ac.jp
(メールの際は(at)を@に変更ください)