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2022年01月17日 / 先端都市特別研究員(若手)募集について(2022年4月採用分)【募集は終了しました】

大阪公立大学都市科学・防災研究センター(UReC)都市科学部門では,大阪市立大学都市研究プラザ(URP)および先端的都市研究拠点の活動実績を継承し、若手研究者の自発的かつ国際水準の研究活動を支援することを目的として、「先端都市特別研究員(若手)」を若干名、下記の要領にて募集します。

業務内容および研究費と待遇、応募資格

詳細は必ず別紙募集要項を参照してください: 募集要項ダウンロード

応募手続

1) 出願書類: 様式DOC 様式PDF
  • 申請書
  • 現在の指導教員による推薦書
  • 受入研究者による承諾書(いずれも所定様式を用いること)
2) 募集期間:2022年1月17日(月)-1月28(金)17:00必着(郵送または持参のみ受付)

選考方法


URP特別研究員選考委員会が実施します。書類審査の結果は2022年2月2日(水)に通知します。「a.有給」を志望のうえ書類審査を通過した方にのみ、2022年2月9日(水)大阪市立大学杉本キャンパスにて口頭試問を行います。詳細は該当者に別途通知します。遠方にお住まいの方はご相談ください。口頭試問の結果は2022年2月16日(水)に発送します。

問い合わせ・出願書類送付先

〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
大阪市立大学都市研究プラザ 先端的都市研究拠点事務局
TEL: 06-6605-2071 E-mail: office[at]ur-plaza.osaka-cu.ac.jp
※メール送信の際には[at]を@に置換えてください

2022年01月12日 / 第3回 都市行政ネットワーク セミナー 兼 第1回インクルーシブシティ研究会実践セミナー

 本セミナーは、廃校となった御幸森小学校の跡地活用事業と昨年から続いているコリアタウン商店街関連調査を並行させる形で、地域内に散在するエスニックな資源や歴史、文化資源のような様ざまな地域資源を活かした地域全体の人権と多文化共生のまちづくりを学習し、地元の関係者を交えて意見交換を行うことによって包摂都市ネットワークの輪の拡大に資するものである。




日時:2022年1月26日(水)14:00-17:00(開場13:30)
主催:包摂都市ネットワーク・ジャパン / インクルーシブシティ研究会

協力:NPO法人IKUNO・多文化ふらっと
後援:都市研究プラザ





2022年01月12日 / 【連続ウェビナー】第9回 Perspectives on Urban Inclusivity: 包容力ある都市論研究会

本連続ウェビナーのねらいは、インナーシティに構築されたサービスハブを分析対象にし、生活困窮者支援をめぐるフォーマルとインフォールの力学を分析することを目的とする。東アジアとヨーロッパの事例を比較することで、パンデミックの伝播による生まれた新たな都市コモンズの可能性を検討していく。

日時:2022年2月17日 午前9時30分〜11時30分(オンライン開催)

報告者:Alan Smart アラン・スマート (カルガリー大学, カナダ)
タイトル:植民地時代の香港におけるインフォーマリティのフォーマル化:スクォッティング、立ち退き、ジェントリフィケーション

参加方法はチラシをご覧ください。

※都市研究プラザ共同研究「フォーマルとインフォーマルの力学から都市コモンズを問い直す:ヨーロッパと東アジアの 生活困窮者支援の現場から」(代表: ヨハネス・キーナー)国際共同研究強化(B)支援「都市分極化に抗する非排除型空間の組織的取り組みと包容力ある都市論の国際比較研究」(代表: 水内俊雄)




2022年01月12日 / 【連続ウェビナー】第8回 Perspectives on Urban Inclusivity: 包容力ある都市論研究会

本連続ウェビナーのねらいは、インナーシティに構築されたサービスハブを分析対象にし、生活困窮者支援をめぐるフォーマルとインフォールの力学を分析することを目的とする。東アジアとヨーロッパの事例を比較することで、パンデミックの伝播による生まれた新たな都市コモンズの可能性を検討していく。

日時:2022年1月11日 午前9時30分〜11時30分(オンライン開催)

報告者:Alan Smart アラン・スマート (カルガリー大学, カナダ)
タイトル:人類学からみたグレーの色階調:インフォーマルな規範と(非)合法的なものになること

参加方法はチラシをご覧ください。

※都市研究プラザ共同研究「フォーマルとインフォーマルの力学から都市コモンズを問い直す:ヨーロッパと東アジアの 生活困窮者支援の現場から」(代表: ヨハネス・キーナー)国際共同研究強化(B)支援「都市分極化に抗する非排除型空間の組織的取り組みと包容力ある都市論の国際比較研究」(代表: 水内俊雄)



2021年12月08日 / トッカビ連続講座 草の根からの「多文化共生」第2回「70年代 在日コリアンの子どもへのとりくみがうんだもの」

 八尾市における現下の在日外国人教育・支援が、1970年代中頃からの在日朝鮮人と日本人の草の根での取り組みに端を発していることをふまえ、その取り組みに当初よりかかわった元スタッフを招き、その当時と現在との取り組みや制度等の相違点と類似点を探り、当事者主体の「多文化共生」のあり方やその展望についての議論を参加者間で深める。




日時:2022年01月28日(金)18:30-20:00(オンライン併催)
会場:八尾市立安中人権コミュニティセンター
主催:特定非営利活動法人トッカビ
後援:都市研究プラザ





2021年12月08日 / 【連続ウェビナー】第7回 Perspectives on Urban Inclusivity: 包容力ある都市論研究会

本連続ウェビナーのねらいは、インナーシティに構築されたサービスハブを分析対象にし、生活困窮者支援をめぐるフォーマルとインフォールの力学を分析することを目的とする。東アジアとヨーロッパの事例を比較することで、パンデミックの伝播による生まれた新たな都市コモンズの可能性を検討していく。

日時:2022年1月11日 午前9時30分〜11時30分(オンライン開催)

報告者ジョシュア エバンス (アルバータ大学, カナダ)
タイトル貧困、問題化、マージナルな生活の社会空間的管理

*参加をご希望の方は、下記URLより参加登録のお手続きをお願いいたします。手続きは簡単です。
https://forms.office.com/r/YM1FqSdTjY
ウェビナー直前に、参加登録を頂いた方に参加用のZOOMアドレスをお送りいたします。

※都市研究プラザ共同研究「フォーマルとインフォーマルの力学から都市コモンズを問い直す:ヨーロッパと東アジアの 生活困窮者支援の現場から」国際共同研究強化(B)支援「都市分極化に抗する非排除型空間の組織的取り組みと包容力ある都市論の国際比較研究」(代表: 水内俊雄)







要旨
カナダは高度に発展した裕福な国であるが、都市では、著しい不平等、不安定さ、不公正が目立つ。エドモントン市も例外ではない。アルバータ州に位置しているエドモントンは、約100万人の人口を抱えている大都市である。アサバスカオイルサンドから車で数時間の距離にあるエドモントン市の経済は、長い間、アルバータ州の化石燃料産業の発展と結びついており、目覚ましい経済成長と所得の増加、そして「プログレッシブな」社会政策をもたらしてきた。アルバータ州は、ホームレスをなくすための州戦略の一環として、ハウジング・ファーストをいち早く導入し、この目標に向けて何億ドルも支出した実績がある。しかし、アルバータ州の繁栄と野心は、経済的に疎外された人々の主な支援源である社会的セーフティネットが希薄であることを偽って伝えている。つまり、福祉給付金の基準は比較的に低いレベルであり、補助金付きの住宅を探すのに何年もかかってしまう。毎晩、推定3,000人のホームレスが、緊急シェルターや、市内に散在する公有地において作ったテント村などに一時的に野宿している。緊急シェルターでは、必要最低限のものしか提供されず、明らかに薬物依存状態に見える人は追い返されることが多い。野宿は、緊急シェルターのスタッフの監視から逃れることができるが、警察や市の職員によって日常的に「排除」され、人々は市内を流れる森林の多い川の谷間まで追いやられるケースもある。このような不安定さは、特に冬の間は生死に関わる問題だと言っても過言ではない。エドモントンでは、年間180日が氷点下であり、そのうち25日は最低気温が-20℃を下回る。残念ながら、凍傷による切断や、凍死もよく見られる。
以上のような厳しい状況は、地理学者が「都市貧困の管理」と呼ぶところの実施体制のありようを意味している。都市の貧困管理は、都市の貧困を「規制」し、より一般的には都市の社会秩序を維持するために、都市のエリート、ボランタリー・セクター組織、国によって地域レベルで運営されるケアとコントロールの機関が混在することによって達成される。本発表では、都市貧困の管理を検討するためのコンセプト、すなわちフーコーの「装置」と「問題化」の概念を紹介する。そのため、エドモントンを事例にして、問題化への対応がいかに重要であるかを明らかにする。こうして、「貧困管理装置」が見えてくるものである。さらに、問題化の空間性に注目するために開発された概念的な装置である「思考イベント」の概念を紹介する。これらの概念を用いて、地方行政は、節合と対立を調整する役割の場として重要であることを本発表で主張する。




使用言語は英語から日本語、日本語から英語で、逐次通訳となっています。いずれも発表45分、質疑15分で、逐次通訳となりますので、おおむね2倍の進行速度を想定しております。




連続開催のセミナーは、欧州、北米や東アジア等の事例を中心にホームレスネス、ハウジング・ファーストからジェントリフィケーション、市民権やソーシャルイノベーションなどの問題についての研究報告プラットフォーム形成の一環として開催しております。なお今回の日本側の担当は、埼玉大学のヨハネス・キーナーです。




ご不明点等ございましたら、下記のアドレスにご連絡をお願いいたします。
info.urban.inclusivity@gmail.com(ウェビナー本部)




2021年12月08日 / 第1回4地区共同まちづくり研究会(公開ウェビナー)

浅香・加島・矢田・平野の4地区は、地域課題を共有し、共同で課題解決を図ることを目的として、2010年から「まちづくり研究会」を組織し、調査活動や先進事例を学ぶ視察・学習会を実施してきた。2016年以降は研究会を母体として設立されたAKYインクルーシブコミュニティ研究所が中心となり、子どもの貧困対策をテーマとして全11回の連続セミナーを開催してきたが、近年4地区に共通してみられる地域環境の急速な変化を受け、今年度から「まちづくり研究会」を再開することとした。
 今回は4地区に共通する課題である「市営住宅の建替え」をテーマとし、大東市北条地区で実施された全国初の官民連携による市営住宅の建替え・再開発プロジェクト「morineki(もりねき)プロジェクト」についての報告を受け、浅香・加島・矢田・平野、各地区の現状報告とともに参加者を交えた意見交換を行う。

■日時:2021年12月13日(月)18:00-19:30
■場所:オンライン開催(公開ウェビナー)
■参加費:無料(要申込)
■主催:3地区まちづくり合同会社AKYインクルーシブコミュニティ研究所
■後援:都市研究プラザ




2021年12月04日 / 冬休みの返却期限日変更について

12/17(金)以降に図書の貸出もしくは貸出延長手続きを行った場合、返却期限日は1/12(水)になります。

帰省などで通常の期限までに返却が困難な方は、12/17以降に貸出手続もしくは貸出延長手続きをしてください。

貸出延長手続きや返却期限日の確認は、都市研究プラザ窓口のほか、学術情報総合センターホームページの「利用状況の確認」画面でも行うことができます。

2021年11月11日 / 第11回 オープンナガヤ大阪 2021

大阪長屋と長屋暮らしの魅力を「暮らしびらき」をテーマに研究・発信するイベントとして継続してきたオープンナガヤ大阪を、本年も大阪長屋の保全活用の促進を目的にオープンハウスイベント「オープンナガヤ大阪2021」としてオンラインで開催する。
 2011年から毎年2日間の日程で継続して開催してきたこのイベントを通して、生活科学研究科、生活科学部居住環境学科による大阪長屋の市大モデルの改修の成果を公開や、大阪長屋に関する研究・データの蓄積を更新すると共に、大阪長屋を保全活用していく目的で、大学外の長屋関係者と実行委員会を組んで開催を続けてきた。

 本回は20以上の長屋等と協力し、古くから住み継がれた長屋や、現代のライフスタイルに合わせたリノベーションによって再生された長屋を、オンラインプログラムを組み、撮影動画の配信や講演などを開催することで、参加者が大阪長屋に対する理解と愛着を深め、更なる保全活用が促進されることを目的とする。

日時: 2021年11月20日(土)
主催: オープンナガヤ大阪 2021 実行委員会 大阪市立大学長屋保全研究会
共催: 大阪市立住まい情報センター
後援: (公社)大阪府建築士会 まちづくり分科会
  : 都市研究プラザ・豊崎プラザ



こちらからアクセスしてください。
https://opennagaya.wixsite.com/website




2021年11月11日 / 都市再生フォーラム 2021

昨年に次いで駐大阪大韓民国総領事館との共催で「都市再生フォーラム」を開催する。本フォーラムでは、廃校となった御幸森小学校の跡地活用事業と昨年から続いているコリアタウン商店街関連調査を並行させる形で、地域内に散在するエスニックな地域資源や歴史、文化資源のような様ざまな地域資源を活かした地域全体の人権と多文化共生のまちづくりに資することを目的とする。

日時: 2021年11月09日(火) 15時~18時05分
会場: ホテル日航大阪
共催: 駐大阪大韓民国総領事館・大阪市立大学都市研究プラザ、コリア NGO センター、IKUNO 多文化ふらっと



※ 参加・申込み方法は駐大阪大韓民国総領事館ウェブサイトを御覧ください。
https://overseas.mofa.go.kr/jp-osaka-ja/brd/m_22881/view.do?seq=761079