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2019年10月30日 / 社会福祉法人あさか会主催・人権講座② 多様な性と生き方の尊重

ちらし
近年、LGBTの存在を訴える運動が拡大してきたこともあり、いくつかの自治体では同性パートナーを認める制度が作られる等、少しずつLGBTに対する理解が進んでいるといえます。しかし、日本では未だLGBT差別を禁止する法律が制定されておらず、LGBT当事者は教育・就労・医療・社会保障などの様々な場面において多くの課題に直面しています。
今回の人権講座では、仲岡しゅんさんをお招きし、ご自身の経験や弁護士として関わったケースも交えてLGBT当事者が直面する課題についてお話いただき、問題への理解を深めると同時に、LGBTをはじめとしたあらゆる差別がない「誰もがありのまま生きられる社会」をどのように作っていくかを皆様と考える機会にしたいと思います。
ご参加お待ちしております。

テーマ:多様な性と生き方の尊重〜誰もがありのまま生きられる社会へ〜
日 程:2019年11月8日(金)17:30~19:00
会 場:浅香会館別館(ゆいま~るの家)大阪市住吉区浅香2-2-57

講 師:仲岡しゅん(うるわ総合法律事務所)
弁護士・関西大学人間健康学部客員教授
関西大学法科大学院修了。知的障がい者ヘルパーや学童保育指導員等を経験した 後、司法試験に合格。2018年4月に独立し、うるわ総合法律事務所を開業し、性にまつわる法律問題にも多く対応している。
主 催:社会福祉法人あさか会
協 力:大阪市立大学都市研究プラザ
企 画:3地区まちづくり合同会社AKYインクルーシブコミュニティ研究所

※参考: 社会福祉法人あさか会主催まちづくり・人権連続講座のご案内

2019年10月21日 / 第25回釜ヶ崎講座講演の集い(仕事づくり集中講座5)

農業分野の仕事づくりを釜ヶ崎で!
農福連携と産消提携の先進事例に学ぶ

日 時:2019年12月14日(土)17:30~20:30
会 場:エルおおさか 南館1023号室
参加費:資料代 500円
事前申込不要

講演:
新井利昌氏(埼玉福興株式会社・代表取締役) 著書 『農福一体のソーシャルファーム―埼玉福興の取り組みから』 創森社,2017年
小島希世子氏(株式会社えと菜園・代表取締役,NPO法人農スクール代表理事) 著書 『農で輝く!ホームレスや引きこもりが人生を取り戻す奇跡の農園』 河出書房新社,2019年
釜ヶ崎にゆかりがある事例の報告:
ひと花センター,大阪府柏原市,八尾市,京都府京丹後市からなど

主催:
釜ヶ崎講座,非営利特定活動法人 釜ヶ崎支援機構,
大阪市立大学 都市研究プラザ

お問い合わせ:
釜ヶ崎講座:大阪市西成区萩之茶屋1-9-7釜ヶ崎日雇労働組合気付, 大阪市港郵便局私書箱40号,電話 090-2063-7704 ,E-mail: kamakouza@cwo2.bai.ne.jp, http://cwoweb2.bai.ne.jp/kamakouza http://blogs.yahoo.co.jp/kamagasakikouza
特定非営利活動法人 釜ヶ崎支援機構 (NPO釜ヶ崎):大阪市西成区萩之茶屋1-5-4 , 電話06-6630-6060,Fax: 06-6630-9777,E-mail: npokama@npokama.org, http://www.npokama.org/


(今回のテーマについて)
仕事づくりを試みるときに,人手不足の分野に目を付けることは,以前から定石でした。そして今,人手不足が進む農業分野で仕事をつくろう,農業分野と福祉分野が連携しようということで,「農福連携」が注目を集めています。
実は以前から釜ヶ崎でも,いくつかの案が浮かんだり消えたりしてきたと聞いています。私も2011年から,耕作放棄地を活用して農園を開設し,野宿労働者や就労に困難を抱える若者と一緒に,野菜を栽培したり販売したりということを試みてきました。そして,高齢の野宿労働者と就労経験に乏しい若者が協働することで新たな可能性が生まれるという,貴重な経験が得られました。
しかし,案の定,いくつかの課題に直面しました。技術的な問題もさることながら,そもそも,何のための仕事づくりなのか。なぜ農業分野でなければならないのか。つまり,目的意識が参加者やその他関係者の間で共有されているとは言い難いのではないか。このように私は感じるようになりました。例えば,追求すべきは,誰にでもできる仕事なのか,それとも,その人にしかできない仕事なのか。また,言われたことだけやればお金がもらえる仕事は確かに楽なのだろうけども,建設現場で「お前は言われたことだけやればいいんだ」と言われて複雑な思いをされた方もいるはずです。
そこで今回の講座では,農福連携の先進事例を率いておられるお二人の講師にお話を伺い,釜ヶ崎で有意義かつ長続きする取り組みのために何が必要かを議論したいと思います。釜ヶ崎には釜ヶ崎のやり方があるかも知れません。一方で,外部の経験を応用できる可能性もあります。例えば,どのようにして外部の一般市民から参加を得るか。日本の有機農業において生産者と消費者が築いた「産消提携」の経験に学んでみる必要があるかも知れません。
仕事づくりや社会的企業に関心がある方あるいは疑問をお持ちの方,農作業に興味があるけど参加する機会をなかなか得られない方,これまで釜ヶ崎から柏原市雁多尾畑(かりんどおばた)やひと花センターの農作業に参加してきた方などなど,多くのみなさんのご参加をお待ちしております。
文責:綱島洋之(大阪市立大学都市研究プラザ)

本企画は,公益財団法人ユニベール財団研究助成(2018年度)「産消提携から農福連携に継承できるもの」,公益財団法人トヨタ財団2018年度研究助成プログラム「農福連携において労働者の自律性を高めるために―産消提携の経験を援用する試み」,科学研究費助成事業「産消提携から農福連携に継承できるもの―現場実装から国際発信へ」(研究代表者:綱島洋之)の助成を受けて実施されます。

2019年10月16日 / Travelling Conference on Urban Transformations in Industrial Regions, Osaka November 18-19.

flyer
Travelling Conference: 本国際会議は、ドイツ、韓国および日本の三国間でドイツルール地方におけるかつての産業都市の再編成事業において、中心的役割を果たしてきたエムシャーパーク計画を、都市地理学的に国際比較研究を行うものである。日本、および韓国の関連する都市再生、日本では特にベイエリアや河川沿いのさまざまな取り組みなど相互理解することを目指すものである。
*詳細はプログラムをご参照ください

日時:2019年11月18-19日, 09:00-19:00.
会場:学術情報総合センター10階会議室
共催:ドルトムント工科大学、ルール大学、エッセン・デュイスブルク大学、大阪市立大学文学部地理学教室、都市研究プラザ




Travelling Conferences on Urban Transformations in Industrial Regions

flyer
Travelling Conferences (TCs) are a format designed to promote and foster international exchange about specific current issues. More specifically, given the significant interest in questions of current urban trans- formation and comparable challenges in many metropolitan regions around the world (e.g. post-industrial transformation, demographic change, urban strategies of climate change mitigation and adaptation, wa- terfront development) as well as an interest in the ways in which policies, strategies, blueprints for such transformations are exchanged globally (e.g. research on policy diffusion, policy mobility, travelling con- cepts), this series of TCs aims to combine a theoretical and conceptual approach along with an empirical section on selected current policies. To accomplish this goal, a number of presentations will be given at each conference, supplemented by panel and round-table discussions.
The thematically and structurally similar events will take place in Osaka, Ulsan, Essen and Cincinnati be- tween October 2019 and September 2020. Representatives of the Ruhr region and the University Alliance Ruhr in Germany, which organize the conference series, will be travelling to all four locations accompa- nied by members from institutions in the partner regions.

2019年10月10日 / 都市研究プラザ紀要『都市と社会』第4号原稿募集のご案内

都市研究プラザでは、都市問題の研究にかんする知識の共有をはかることを目的として、
紀要『都市と社会』を発行しています。
第4号は2020年3月に発行を予定しており、その投稿を現在募集しています。

本誌は、都市問題に関心のある人、本誌の趣旨に賛同する人でしたら、どなたでも投稿可能です。
研究論文(投稿論文・依頼論文)、研究ノート、コミュニティレポートなどで構成されます。
また、研究論文のうち投稿論文は2名の査読委員による査読を行うものです。

詳しくは、こちらの投稿規定ならびに執筆要領をご参照ください。
投稿の締め切りは、2019年9月30日(月) 2019年11月30日(水)です。

2019年09月18日 / 2019年度 第1回 URP先端都市特別研究員(若手)合評会

日時:2019年9月18日(水)

場所高原記念館1F研究交流スペース
Osaka City University Takahara Hall (1F Open Space)
持ち時間30分(発表20分、質疑10分)
プログラム
セッション 時間 報告タイトル 報告者
開催挨拶 13:30-13:35
S1-1 13:35-14:05 表現活動が取りあげる関係性−アートプロジェクトにおける交わりの身体性の考察から 小泉 朝未
S1-2 14:05-14:35 日韓における自治体の福祉政策の形成過程に関する比較研究 湯山 篤
S1-3 14:35-15:05 社会的不利地域におけるコミュニティ再生モデルの構築 矢野 淳士
休憩 15:05-15:15 休憩
S2-1 15:15-15:45 子どもの参加するまちづくり―高知市と宝塚市の取組みを事例として 久谷 明子
S2-2 15:45-16:15 観光産業の拡大に伴う都市の変容-ツーリズムジェントリフィケーション 池田 千恵子
閉会挨拶 16:15-16:20

2019年08月26日 / 都市文庫の臨時休館(12/24-25)について


図書館システムのリプレイス作業のため
都市文庫は12月24日(火)、25日(水)を臨時休館いたします。
利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

2019年08月21日 / 第9回 オープンナガヤ大阪2019

オプンナガヤ大阪は、「暮らしびらき」をテマに大阪にある複数の長屋を一斉にオープンし、現代の社会に順応しつつ現代も暮らし続けている人のナガヤライフを公開するイベントです。長屋の所有者や建築・不動産関係者だけでなく、入居希望者や一般の方に対して、現代の大阪長屋の活用事例と長屋暮らしの魅力を皆さんに伝えることで、大阪長屋への理解や愛着を深めていただくことを目的としています。



2011年から毎年2日間の日程で継続して開催してきたこのイベントを通して、生活科学研究科、生活科学部居住環境学科による大阪長屋改修の成果を公開すると共に、大阪長屋を保全活用していこうと40以上の長屋等があつまり、参加者は古くから住み継がれた長屋や、現代のライフスタイルに合わせたリノベーションによって再生された長屋を体感することができる。これにより、より広い層へ大阪長屋に対する理解と愛着を深め、更なる保全活用が促進されることを期待している。
日時 2019年11月16日(土)・17日(日)
会場 都市研究プラザ豊崎プラザ(豊崎長屋)他、大阪市内を中心とした長屋など40箇所以上
※詳細はちらしをご覧ください。

主催 オープンナガヤ大阪2019実行委員会・大阪市立大学長屋保全研究会
共催 大阪市立住まい情報センター
後援 景観整備機構(公社)大阪府建築士会・まちづくり委員会
大阪市立大学都市研究プラザ
問い合わせ:オープンナガヤ大阪2019事務局 <opennagaya(at)gmail.com>
※メイル送信のさいには以下の(at)を@に置き換えてください。

2019年08月21日 / こえあそびの会 〜こえ・ことば・おとで遊ぼう!〜

詩人や音楽家とこえやことばを使って遊んでみましょう。
終了後、残れる方はおしゃべりしましょう。

日 時:2019年9月8日(日)10:00-12:00
※終了後お昼ご飯と振り返りの会(14時頃まで)
会 場:東灘区民センター9階音楽室
対象者:小学生以上の方(知的な障害のある人、ケアや保護者の方、一緒に遊んでみたい人)
参 加:無料(お昼ご飯はご持参ください)要申込*

主 催:こえあそびの会(代表:沼田里衣)
協 力:おとあそび工房・大阪市立大学都市研究プラザ

*参加ご希望の方はチラシをご覧のうえ前日までに事務局までお申し込みください。

この会は、JSPS 科研費 18KT0082 の助成を受けたものです。

2019年07月24日 / 先端都市特別研究員(若手)募集について(2019年8月募集分)【募集は終了しました】

大阪市立大学都市研究プラザ(URP)では、グローバルCOE拠点としての活動実績を継承し、若手研究者の自発的かつ国際水準の研究活動を支援することを目的として、「先端都市特別研究員(若手)」を若干名、下記の要領にて募集します。

業務内容および応募資格

詳細は必ず別紙募集要項を参照してください:募集要項ダウンロード

応募手続

1) 出願書類:様式DOC 様式PDF
  • 申請書
  • 現在の指導教員による推薦書
  • 受入研究者による承諾書(いずれも所定様式を用いること)
2) 募集期間:2019724日(水)-8月7(水)17:00必着(郵送または持参のみ受付)

選考方法

URP特別研究員選考委員会が実施します。書類審査の結果は2019年8月9日(金)に発送します。書類審査を通過した方にのみ、2019年8月21日(水)大阪市立大学杉本キャンパスにおいて口頭試問を行います。詳細は該当者に別途通知します。遠方にお住まいの方はご相談ください。口頭試問の結果は2019年823日(金)に発送します。

出願書類提出先及び問合せ

〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
大阪市立大学都市研究プラザ 先端的都市研究拠点事務局
TEL: 06-6605-2071 E-mail: office[at]ur-plaza.osaka-cu.ac.jp
※メール送信の際には[at]を@に置換えてください

2019年07月18日 / 社会福祉法人あさか会主催まちづくり・人権講座

3地区まちづくり合同会社は、大阪市内の同和地区である浅香、加島、矢田地区における地域不利を断ち切るため、様々なまちづくりのアクションプランを企画してきた。
今年度は、浅香地区において新たに完成した地域拠点から地域共生社会実現に向けたまちづくりや人権に関する情報を啓発、発信していくため、地域(社会福祉法人あさか会)と研究機関(都市研究プラザ)のメンバーと共同で当該施設において開催する連続講座を企画した。

まちづくり講座①

日 程:2019年7月25日17:30~19:00
テーマ:地域共生社会の実現に向けて-地域拠点での総合相談の取り組み-
講 師:野村恭代(大阪市立大学生活科学部)

まちづくり講座②

日 程:2019年9月開催予定
テーマ:自分のためのまちの自分たちのデザイン
講 師:迫田司(サコダデザイン)

人権講座①

日 程:2019年11月8日17:30~19:00
テーマ:多様な性と生き方の尊重
講 師:仲岡しゅん(うるわ総合法律事務所)

人権講座②

日 程:2020年1月開催予定
テーマ:虐待の心理学
講 師:大久保圭策(大久保クリニック)

人権講座③

日 程:2020年3月開催予定
テーマ:障がい者虐待
講 師:塩谷光人(東大阪大学こども学部)

人権講座④

日 程:2020年3月開催予定
テーマ:障害者虐待
講 師:姜博久(大正区障害者相談支援センター)

会場:浅香会館別館(ゆいま~るの家)大阪市住吉区浅香2-2-57

主催:社会福祉法人あさか会
協力:大阪市立大学都市研究プラザ
企画:3地区まちづくり合同会社AKYインクルーシブコミュニティ研究所