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2017年04月05日 / 『包摂都市のレジリエンス-理念モデルと実践モデルの構築』発刊

都市研究プラザ10周年を記念した『包摂都市のレジリエンス-理念モデルと実践モデルの構築』が発刊されました。
詳しくは以下をごらんください。
http://suiyosha.hondana.jp/book/b280562.html

2017年03月14日 / 藝術のすみか

「あの日、ぼくは種をまいた ここに居るよと しらせるために」
あたり前のように耳にしている「ゲイジュツ」という言葉にスポットライトをあて、共通のテーマを感じる数人の作家と共に歴史ある登録有形文化財 豊崎長屋の主屋にて3日間の展覧会を開催いたします。
 伝統的な大阪の住宅が持つ可能性に一つとしてアートの舞台があり、かつ座敷空間それ自体が他の作品とコラボしてなり得ることを実証し、創造的不動産情報としてその価値を発信することを目的とします。

日 時:2017年3月24日(金)〜3月26日(日)
場 所:豊崎長屋主屋(豊崎プラザ)
参加費:無料

問合せ:都市研究プラザ

2017年03月13日 / 「欧米大都市におけるインナーシティ/アウターシティをめぐる社会的公正」研究会

上記行事名に記載のテーマで研究会を実施し、関連分野の研究者および大学院生の研究発表、意見交換を行う。また2017年3月に法律文化社より刊行予定となっている『都市の包容力―セーフティネットシティを構想する―』の執筆者(複数名)を交えて当該文献の講評を行う。その上で、参加予定の研究者を中心とした研究チームの今後の展開に関する意見交換を行う。

主 催:都市研究プラザ
日 時:2017年3月15日(水)13時00分~17時00分
場 所:大阪市立大学高原祈念館北館研究交流スペース
参加費:無料

問い合わせ先:都市研究プラザ

2017年03月08日 / 第13回包摂型社会研究会

本研究会は、都市研究プラザ特別研究員の自主的な研究企画として実施する研究会である。経済や社会のグローバル化が進展するなか、雇用構造の脆弱化・福祉の軟弱化・安定した住まいやコミュニティの形骸化が一層進んでおり、それらによる社会集団や特定の地域が社会的不利に陥りがちな傾向が危惧されている。そこで、本研究会は、「社会的包摂」を切り口として研究や実践活動にとりくんでいる、若手研究者の研究成果の実践現場への応用を検討し、新たな理論や実践モデルへの軟着陸を試みる機会とするとともに、「包摂型社会」の有り様を突き詰めながら現代の都市社会に潜む社会的排除問題に立ち向かう、時代の最先端を切り拓く研究者の育成の場に資することを目的とする。第13回は、「移民音楽家のキャリア形成の軌跡:オスロでのエスノグラフィー研究を通して」をテーマに原真理子(ノルウェーヘッドマルク大学研究員)氏による報告をもとに、議論をおこなう。

主 催:包摂型社会研究会
日 時:2017年3月21日(火)18時30分~20時30分
場 所:大阪市立大学梅田サテライト107教室
参加費:無料

2017年03月08日 / 東アジア包摂型居住福祉実践に関する比較研究グループ:2016年度研究会兼日本居住福祉学会国際比較居住福祉セミナー

東アジア包摂型居住福祉実践に関する比較研究グループ:2016年度研究報告会

本研究グループは、類似した社会経済的な発展プロセスを経験する中で、いわゆる開発主義的な福祉制度や実践経験を共有してきた東アジア3か国を研究対象に据え、とりわけ居住福祉政策と実践にかかわる海外実地調査を中心に研究を進め、東アジアにおける居住福祉実践モデルの特徴を明らかにするために結成された。居住福祉実践にかんしては、これを先に経験してきた欧米社会を中心に、福祉国家の縮小が進み、ターゲットに絞った支援が行われる中、民間部門による実践モデルが、支援付き住宅、もしくは住宅第一主義モデルの形で登場し、行政施策との関連での検討も課題となっている。本研究グループでは、既存の支援モデルにかんする先行研究から得た知見を基に実地調査を進め、東アジアにおける包摂型居住福祉実践モデルの構築に向けた課題を明らかにする。
今回の研究会では、2016年度中に進めた、韓国ソウル市における実地調査の報告に加え、ソウル市政策担当者による報告会を行い、経験交流の場を設ける。

日 時:2017 年3月5 日 16:00-19:00 (15:30開場)
場 所:新大阪丸ビル本館703号室(大阪市東淀川区東中島1-18-5)
問合せ:東アジア包摂型居住福祉実践研究グループ E-ICN-Housing@googlegroups.com
後 援:大阪市立大学都市研究プラザ・日本居住福祉学会

※本研究報告会は、科学研究費基盤研究(B) (海外学術調査)「東アジア都市における包摂型居住福祉実践に関する研究」(研究代表者:全泓奎)の助成を得て実施するものである。

2017年02月08日 / Newsletter Issue 34 発行

Newsletter Issue 34, Nov 2016(urpnl34)を発行しました。

2016年12月07日 / 第12回包摂型社会研究会・第6回エスニックコミュニティ研究会

 本研究会は、都市研究プラザ特別研究員の自主的な研究企画として実施する研究会である。経済や社会のグローバル化が進展する中、雇用構造の脆弱化・福祉の軟弱化・安定した住まいやコミュニティの形骸化が一層進んでおり、それらによる社会集団や特定の地域が社会的不利に陥りがちな傾向が危惧されている。そこで、本研究会は、「社会的包摂」を切り口として研究や実践活動に取り組んでいる、若手研究者の研究成果の実践現場への応用を検討し、新たな理論や実践モデルへの軟着陸を試みる機会とするとともに、「包摂型社会」の有り様を突き詰めながら現代の都市社会に潜む社会的排除問題に立ち向かう、時代の最先端を切り拓く研究者の育成の場に資することを目的とする。第12回は、「「イタリアにおける文化間メディエーターの役割:制度化された活動を事例として」をテーマに彌吉惠子(大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程、都市研究プラザ特別研究員)氏による報告を基に、議論を行う。
■概要
 昨今、移民急増で、移民の為の公共サービスのあり方が模索される欧州において、イタリアでは、いわゆるコミュニティ通訳とは異なる「文化間メディエーター」(以下、「メディエーター」)と呼ばれる人々が活躍している。メディエーターの役割は、 移民と公共機関が「出会い、関係を構築できるよう促す事」(Bertolini 1996:342)であるが、実際には正規雇用ではなくオンコール労働が蔓延していることもあり、従来の研究では、移民とサービス提供者の間に一時的に「介入」するメディエーターの活動のみが主に取り上げられてきた。そこで本研究では、医療機関の一員であるメディエーターの制度化された活動を調査し、メディエーターが「介入」と「病い」*への対処、すなわち「ケア」も行っていることを明らかにした。
*人間に本質的な経験である症状や患うこと(suffering)の経験。(Kleinman 1988:3=2015:4)

主催:包摂型社会研究会・エスニックコミュニティ研究会
日時:2016年12月27日(火)18時30分~20時30分
場所:大阪市立大学梅田サテライト107教室
参加費:無料

2016年12月01日 / 第5回エスニックコミュニティ研究会

 本研究会は、外国籍人口が増加し、少子高齢化にともない、「移民」の受け入れが叫ばれる日本社会において、すでに外国人が多数居住し、空間的、地理的コミュニティが形成されているケースに着目し、研究者のみならず、市民団体の実践活動者や行政関係者、市民とともに、現在日本におけるエスニックマイノリティと日本人との「共生」の現状や課題などを共有し、「多文化共生」がより当事者にとってプラスとなるよう、新たな知と実践の創出を考えるものである。
 第5回目は、愛媛大学の魁生由美子准教授より「四国朝鮮学校を中心とする民族的コミュニティについて」と題した報告から、議論を行う。

 ・主 催:エスニックコミュニティ研究会
 ・後 援:都市研究プラザ
 ・日 程:2016年12月3日(土)17時~19時
 ・場 所:都市研究プラザ西成プラザ(大阪市西成区太子1-4-3 太子中央ビル2F)
 ・参加費:無料
 ・問合せ先:都市研究プラザ

2016年11月09日 / Newsletter Issue 33 発行

Newsletter Issue 33, Nov 2016(PDF)を発行しました。