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2016年05月09日 / 第7回 包摂型社会研究会


テーマ 関係性の音楽:インクルーシブなコミュニティ創成に向けた知的障害者との即興表現を通して

概 要
本研究は、知的障害者と一般参加者とのコミュニティ創成に向けた活動から、インクルーシブな音楽表現の形態について考察するものである。音楽とは既に作られた自律的なものであるという捉え方は、様々な場面で音楽嫌いを生み出すなどの問題を生み出しているが、多様な人々の共存を模索するコミュニティ創成の場においては、技術や価値観の差異によらない音楽表現形態が求められる。本研究では、即興性に焦点を当てた創造的音楽活動「音遊びの会」と「おとあそび工房」の事例とともに「関係性の音楽」の概念提示を試みる。
報告者:沼田里衣(大阪市立大学都市研究プラザ博士研究員)

日時: 2016年4月25日(月)19時00分~21時00分

会場:大阪市立大学梅田サテライト108教室

※どなたでもご参加可能ですが、出席ご予定の方は事前に下記の担当者までご連絡ください。

研究会事務局担当 都市研究プラザ 特別研究員 掛川 直之 kakegawanaoyuki☆gmail.com(☆を@に置換してください)

本研究会は、都市研究プラザ特別研究員の自主的な研究企画として実施する研究会である。経済や社会のグローバル化が進展する中、雇用構造の脆弱化・福祉の軟弱化・安定した住まいやコミュニティの形骸化が一層進んでおり、それらによる社会集団や特定の地域が社会的不利に陥りがちな傾向が危惧されている。そこで、本研究会は、「社会的包摂」を切り口として研究や実践活動に取り組んでいる、若手研究者の研究成果の実践現場への応用を検討し、新たな理論や実践モデルへの軟着陸を試みる機会とするとともに、「包摂型社会」の有り様を突き詰めながら現代の都市社会に潜む社会的排除問題に立ち向かう、時代の最先端を切り拓く研究者の育成の場に資することを目的とする。

2016年05月01日 / 第8回 包摂型社会研究会


テーマ 在日外国人教育の課題と可能性 ─「本名を呼び名のる実践」の応用をめぐって─

概 要

薮田直子氏による関西圏P市における教育実践の参与観察等の報告をもとに議論を行う。 今回はエスニックコミュニティ研究会との共催。

報告者 薮田直子(大阪大学大学院人間科学科博士後期課程)

日 時  2016年5月30日(月)19時00分~21時00分

会 場 八尾市立安中人権コミュニティセンター
※どなたでもご参加可能ですが、出席ご予定の方は事前に下記の担当者までご連絡ください。

研究会事務局担当

都市研究プラザ 特別研究員 掛川 直之

kakegawanaoyuki☆gmail.com(☆を@に置換してください)
本研究会は、都市研究プラザ特別研究員の自主的な研究企画として実施する研究会である。経済や社会のグローバル化が進展する中、雇用構造の脆弱化・福祉の軟弱化・安定した住まいやコミュニティの形骸化が一層進んでおり、それらによる社会集団や特定の地域が社会的不利に陥りがちな傾向が危惧されている。そこで、本研究会は、「社会的包摂」を切り口として研究や実践活動に取り組んでいる、若手研究者の研究成果の実践現場への応用を検討し、新たな理論や実践モデルへの軟着陸を試みる機会とするとともに、「包摂型社会」の有り様を突き詰めながら現代の都市社会に潜む社会的排除問題に立ち向かう、時代の最先端を切り拓く研究者の育成の場に資することを目的とする。