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2018年10月10日 / 第5回 日本居住福祉学会 国際比較居住福祉セミナー

日本居住福祉学会との共催で標題のセミナーを開催することにより、居住福祉社会の実現に向けた学術的かつ実践的議論を行う。 とりわけ同セミナーでは、東アジアの居住福祉の実現に関わる研究や実践経験に着目し、当該フィールドを専門とする研究者との密の濃い議論の場を設けてきた。今回は、City University of Hong KongのNgai Ming Yip (葉毅明)教授を講師として迎え、香港の居住事情とCharted Institue of Housing Asian Pacific Branchによる取組みにかんするセミナーを開催する。セミナー開催後は、プラザとの今後の研究交流にかんする協議を行い、東アジアにおける共同研究ネットワークの一層の拡大を進める。

日時:2018年10月19日 14:00~21:00
会場:大阪市立大学高原記念館研究交流スペース、浅香地域他

主催:日本居住福祉学会
共催:大阪市立大学都市研究プラザ
東アジアインクルーシブ都市ネットワーク・ジャパン

2018年09月19日 / 『いきている長屋』大阪市大モデルの展開

『いきている長屋』大阪市大モデルの展開

大阪長屋の保全活用を実践するサテライトキャンパスとして、都市研究プラザ開設時から開かれた豊崎プラザでのプロジェクトについて、研究関係者で分担して記録をまとめ、2013年に著書「いきている長屋」として発行したものが、2018年日本建築学会著作賞を受賞しました。これを記念して、改めて豊崎プラザでの市大モデルの大阪長屋プロジェクトの意義を確認し、このプロジェクトから市大モデルとして波及した他地域の大阪長屋への展開を捉える講演会を開催いたします。合わせて、豊崎プラザから波及した市大モデルである須栄広長屋の見学会も行いますのでご参加ください。

*詳細は ちらしをご覧ください



日時:2018年09月29日(土)
会場:豊崎プラザ(豊崎長屋) 須栄広長屋(大阪市生野区)
お問い合せ:opennagaya.simpo(at)gmail.com
*(at)を@に置換してください

主催:大阪市立大学生活科学研究科・大阪市立大学長屋保全研究会
後援:大阪市立大学都市研究プラザ

2018年09月19日 / グラスゴー大学・ローナン・パディソン教授を囲んで

Talking with Prof. Ronana Paddison, University of Glasgow
Editor in chief, Urban Studies, the International Journal

アダム・スミスいらい多彩な学者を輩出しているグラスゴー大学から、都市文化研究の泰斗で国際ジャーナルUrban Studies 編集長のパディソン教授をお招きして、都市文化の創造性、ジャーナルからUrban Studies 財団の設立の経緯、などについて語り合います。
Public Art in the Socially Inclusive City
パブリックアートと社会包摂都市:イギリスの文化と都市:グラスゴーの創造的視点から
日時:2018年10月02日(火)13:00〜15:00
会場:大阪市立大学・全学共通等1Fグローバルビレッジ

企画・主催:都市研究プラザ

※本行事は、2018年度大阪市立大学外国人研究者招へい事業の一環として行います。
詳細は ちらし をご覧ください。

2018年09月19日 / 地域共同のまちづくりによる社会的不利地域の再生に向けたアクションリサーチ:子どもの貧困対策セミナーvol.5「多文化共生スタディツアー~八尾ベトナムコミュニティ視察~」

3地区まちづくり合同会社AKYインクルーシブコミュニティ研究所は、コミュニティの力で市内の被差別部落地域における地域不利を断ち切る地域再生案を講じていくため、随時研究会を開催し、共同まちづくりのアクションプランを模索している。昨年度からは、地域再生の課題解決に向けた新たな取り組みとして、教育関係者、研究者、コミュニティワーカー等の垣根を越えた子ども支援ネットワークの構築を目的として「子どもの貧困対策連続セミナー」を開催している。今回は前回vol.4のテーマ「外国にルーツのある子どもの支援を考える」の実践編として、八尾市を訪問し現地の取り組みから学ぶことを目的とする。
なお、本企画は大阪市立大学都市研究プラザ・先端的都市研究拠点「共同利用事業・共同研究公募」の助成を受けて実施するものである。

日時:2018年10月13日 15:30〜17:30
会場:安中人権コミュニティセンター





主催:3地区まちづくり合同会社AKYインクルーシブコミュニティ研究所
後援:大阪市立大学都市研究プラザ

2018年09月19日 / 社会的不利地域の歴史研究セミナー「浅香の歴史から見えてくる未来」

住吉区浅香地域で活動を行っているチャレンジ会、AKYインクルーシブコミュニティ研究所との共催により標題のセミナーを開催することで、社会的不利地域の歴史を読み解きながら、今後の当該地域の再生に向けた実践的議論を行う場を設ける。

講師:上杉聰(大阪市立大学元特任教授)
概要:大阪市立大学元特任教授の上杉聰先生をお迎えし、これまで謎に包まれた部分も多かった「浅香」というムラができた経緯について、ご自身の最新の研究結果を基にご報告いただきます。「浅香」の歴史背景を知ることにより、これからの「浅香」について皆様と一緒に考えるきっかけになればと今回の講演会を企画しました。多くのご参加をお待ちしております。
日時:2018年09月25日 18:00〜20:00
会場:高原記念館・学友ホール

共催:チャレンジ会
3地区まちづくり合同会社AKYインクルーシブコミュニティ研究所
大阪市立大学都市研究プラザ

申込:3chiku(at)aky-institute.com (at)を@に変換してください。

※本セミナーは、科学研究費基盤研究(B)(海外学術調査)「東アジア都市における包摂型居住福祉実践に関する研究」(研究代表者:全泓奎)の助成を得て実施します。

2018年09月19日 / 第1回 現代韓国社会研究会(第7回 都市行政ネットワークセミナー 兼 第7回 先端都市学講座)

今回の行事は、これまで6回実施してきた都市行政ネットワークセミナー及び先端都市学講座を重ねた形で実施する。具体的な内容は、新たに研究活動を始める「現代韓国社会研究会」との共催企画で、「朝鮮半島情勢と現代韓国社会の変化、そして、それにともなう今後の韓国研究の課題」をテーマに、神戸大学教授 木村幹先生による話題提供を受けることとした。本セミナーは大阪市立大学都市研究プラザ・先端的都市研究拠点「共同利用事業・共同研究公募」の助成を受けて実施するものである。



日時:2018年9月28日 18:30~20:00
会場:大阪市立大学梅田サテライトキャンパス101教室

共催:東アジアインクルーシブ都市ネットワーク・ジャパン / 現代韓国社会研究会
後援:大阪市立大学都市研究プラザ

2018年09月13日 / 2018年度 第1回 都市研究プラザ先端的都市研究拠点・先端都市特別研究員(若手)合評会

日時:2018年9月19日(水)

場所高原記念館1F研究交流スペース
Osaka City University Takahara Hall (1F Open Space)
持ち時間20分(発表15 分、質疑5 分)

セッション S1-1~3           13:35~14:35           司会: キーナー
セッション S2-1~2           14:45~15:25           司会: 鄭

総合司会: 綱島
プログラム
セッション 時間 Unit 報告タイトル 報告者
開催挨拶 13:30-13:35 都市研究プラザ所長 阿部昌樹
S1-1 13:35-13:55 3 マルセイユにおける多文化共生についての一考察 水野 延之
S1-2 13:55-14:15 3 現代イタリアにおける移民のための精神医療:
臨床指針の分析をとおして
彌吉 惠子
S1-3 14:15-14:35 3 A Social Ontology of Migration: Drawn from Empirical Cases of Filipino Migrants in Osaka City JIMENEZ Joselito Ranara
休憩 14:35-14:45 休憩
S2-1 14:45-15:05 2 表現的実践を通じた「ケア・支援観」の変遷にまつわる研究(経過報告)― 大阪府堺市kokoimaでのアクションリサーチから ― アサダ ワタル
S2-2 15:05-15:25 3 労働統合型社会的企業での相互承認・相互ケアの考察と今後の展望―参与観察とヒアリングを利用して― 森 瑞季

2018年08月31日 / 第4回 日本居住福祉学会 国際比較居住福祉セミナー

日本居住福祉学会との共催で標題のセミナーを開催することにより、居住福祉社会の実現に向けた学術かつ実践的議論を行う。とりわけ同セミナーでは、東アジアの居住福祉の実現に関わる研究や実践経験に着目した、当該フィールドを専門とする研究者との密の濃い議論の場を設けてきた。今回は、共産党主導の強いイニシアチブで推し進める一帯一路路線で揺れ動いている中国大陸に焦点を絞り、以下のような要領にてセミナーを開催する。


題目 「人にとって居住とは何か、社会主義中国からの考察」
講師:大坂商業大学経済学部 教授 閻和平氏
資本主義の矛盾を解消し、人間の楽園建設ともいわれる社会主義において、居住はどのように考えられてきたか。いま、社会主義を標ぼうし続ける中国において、居住の現状がどうなっているかを把握し、人間にとって居住とは何かを史的に考察する。
日時:2018年9月7日 18:30~20:00
会場:大阪商業大学梅田サテライト(グランフロント大阪タワー A南館16 階)

主催:日本居住福祉学会
共催:大阪市立大学都市研究プラザ

2018年08月31日 / 第214回「まちづくりひろば」【日程変更】

釜ヶ崎の包摂力の継承の基盤となる新たなハウジング論・居住支援論の深化を目的とした研究報告会を開催する。「まちづくりひろば」は今回で通算214回を数えるが、これまで地域住民や不動産業者、行政関係者、研究者等を巻き込みながら、釜ヶ崎の現状と将来に関する意見交換の場として機能してきた。今回の研究報告会もその一環として位置づけられる。

あいりん地域の将来ビジョンの議論の中でキーワードの一つ(になりつつある)「サービス・ハブ」論についてもっと知る緊急公開座談会~当研究の第一人者ジェフリー・ドゥヴェルトゥイユ氏(英国カーディフ大学上級講師)の釜ヶ崎調査の合間を縫って実現~ グローバル都市圏の中の釜ヶ崎的な空間(貧困集積地域)の役割を「サービス・ハブ」という概念でとらえられるようになった傾向(欧米発)については、前回の「6月まちづくりひろば」でも、ヒェラルド・コルナトウスキさん(九州大学大学院比較社会文化研究院講師)から、東アジア各国の事例も加えて語ってもらった。今回はドゥヴェルトゥイユ氏が社会的弱者支援の各種団体聴き取り調査に来釜される(3回目、1週間滞在)と聞き、急きょ打診したところ、協力していただけることになった。

そうした経過から、今回のまちづくりひろばは講演としてではなく、氏の聴き取り調査対象団体のメンバーを中心に集まっていただき、ざっくばらんに質問しあう形式にする。それによって、ジェフ先生にとっては個別団体聴き取り調査の補足となり、私たちにとってはサービス・ハブ論の国際的概念の再確認や内容の深掘り作業となり、ひいては現在策定中のまちづくりビジョンのヒントとなる、そのような良き機会にできないものかと期待している。

台風21号の接近にともない日程変更となりましたのでご注意ください。
日時:2018年 09月04日(火) → 09月07日(金) 18:30-20:50
場所:大阪市西成区・太子福祉館(大阪市立大学西成プラザ)
参加:無料
主催:釜ヶ崎のまち再生フォーラム
共催:大阪市立大学都市研究プラザ

問い合わせ先:都市研究プラザ joint_office(at)ur–plaza.osaka-cu.ac.jp
(メールの際は(at)を@に変更ください)

2018年08月31日 / 第3回「包容力ある都市構想」合同研究会

コンテクストから見たサービス・ハブ:東アジアと欧米のグローバル都市圏から

今回は国際コロキアムをかねて、予てより継続的に実施してきた「包容力ある都市構想」合同研究会の最重要イベントとして位置づけられるものであり、「コンテクストから見たサービス・ハブ:東アジアと欧米のグローバル都市圏から」をテーマとして英国カーディフ大学と九州大学から2人の研究者を招聘する。ドゥヴェルトゥイユ氏(カーディフ大)は欧米において、コルナトウスキ(九州大)は東アジアにおいてサービス・ハブを対象とした研究を精力的に進めており、その2氏をゲストスピーカーとして迎え、サービス・ハブに関する最新の研究成果について情報共有を行う。
日時:2018年09月03日(月)
時間:PM 3:00 ~ PM 6:00
場所:大阪市立大学高原記念館1F 交流スペース
共催:都市研究プラザ
15:00~15:10 挨拶
15:10~15:55 「コモンズとしてのサービス・ハブ」ジェフリー・ドゥヴェルトゥイユ(英国カーディフ大学)
15:55~16:10 質疑応答
16:10~16:20 休憩
16:20~17:05 「対抗/拮抗する都市空間:東アジア大都市における社会的分極化とサービス・ハブの役割」ヒェラルド・コルナトウスキ(九州大学)
17:05~17:20 質疑応答
17:20~18:00 ディスカッション

ファシリテーター:ヨハネス・キーナー(大阪市立大学都市研究プラザ)