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2018年06月13日 / 第8回 東アジアインクルーシブシティネットワーク(EA-ICN)の構築に向けたワークショップ

大阪市立大学都市研究プラザは、「万人のための包摂型都市へ」というテーマのもとに香港にてワークショップを開催します。ワークショップでは、都市が相互に終わりのない競争へと突き進むことを抑止し、全ての人々を包みいれ、全ての人々に生の機会を保証し、人権の保障や社会への包括的な参加が可能な場となるためには何が必要なのかを解明するための研究や、そうした都市の実現を目指した実践に取り組んできた日本、韓国、台湾、香港などの実践家や研究者が参加し、東アジアインクルーシブシティネットワーク(EA-ICN)のプラットフォームの構築を目指し、諸問題の解決に向けた都市間の交流をいっそう進めることを考えていきます。日本から参加をご希望の方は、下記の問合せ先までご一方ください。

ポスター: 日本語版 | 英語版

開催日 2018年7月11日(水)-13日(金)

会場  Hong Kong Baptist University Lam Wu International Conference Centre,香港市内各地

プログラム概要
7/11
現地視察を踏まえたオンサイト・ワークショップ
7/12-13
各都市における都市問題にかかわる現状理解とインクルーシブ都市に向けた実践経験の共有
Session1 居住弱者の支援とコウハウジングの課題
Session2 都市間人口移動の現状と移民政策の課題
Session3 都市ネットワーク会議
(昼食代・交流会費として700~800香港ドル程度を申し受けます)
参加申込・お問い合せ
大阪市立大学URP先端的都市研究拠点(EA-ICN担当宛)
E-mail: joint_office[at]ur-plaza.osaka-cu.ac.jp
[at]を@に置き換えてください。
TEL&FAX 06-6605-3444(直通)
主催  大阪市立大学都市研究プラザ(海外センター・オフィス)
共催  香港バプティスト大学地理学科、崔媽媽基金會、OURs(都市改革組織)、SH ソウル住宅都市公社、ソウル市城東区
協力  St.James’ Settlement、Society for Community Organization、京畿道始興市、ソウル研究院、韓国都市研究所

※本ワークショップは、トヨタ財団2017年度国際助成プログラム助成対象「東アジア包摂都市ネットワークの構築ー引き裂かれた都市から包摂型都市へー」(代表:全泓奎)の企画として実施するものです。

2018年05月31日 / 第213回「まちづくりひろば」

釜ヶ崎の包摂力の継承の基盤となる新たなハウジング論・居住支援論の深化を目的とした研究報告会を開催する。「まちづくりひろば」は今回で通算213回を数えるが、これまで地域住民や不動産業者、行政関係者、研究者等を巻き込みながら、釜ヶ崎の現状と将来に関する意見交換の場として機能してきた。今回の研究報告会もその一環として位置づけられる。

 
  • 水内俊雄(大阪市立大学都市研究プラザ): 「定住」か「宿泊」か「野宿」かの3択論ではとらえきれない、多様で中間的・暫定的な住まい方が拡がっている最新実態報告と、その中で見えてきた地域居住資源活用の可能性を考え合う
  • 寺川政司(近畿大学建築学部):空き家・簡宿・密集市街地アパートなど多様なハウジングのマネージメント・プロジェクトで職能開発・地域就労・居住支援等のしくみづくり(まずはそのモデル事業)を考え合う
  • コルナトウスキ ヒェラルド(九州大学大学院比較社会文化研究院):上の2つをつなぐキーワードの一つ「サービス・ハブ」とは国際的にどのような概念?釜ヶ崎的に言えばどういうこと?
日時:2018年06月20日(火) 18:30-20:50
場所:大阪市西成区・太子福祉館(大阪市立大学西成プラザ)
参加:無料

主催:釜ヶ崎のまち再生フォーラム
共催:大阪市立大学都市研究プラザ

問い合わせ先:都市研究プラザ joint_office(at)ur–plaza.osaka-cu.ac.jp
(メールの際は(at)を@に変更ください)

2018年05月06日 / 第10回創造音楽祭

2006年のジャワ島中部大震災をきっかけに始まった創造音楽祭は、小学生たちが日常雑器などを使って新しい音楽を作る試みで、ジョグジャカルタ市内の約20の小学校が参加、年に1回、コンクール形式の発表会を行って成果を披露するとともに、音楽教育のありかたを考える。

日時:2018年5月06日
場所:インドネシア芸術大学大学院キャンパス
参加費:無料

共催:インドネシア芸術大学・大阪市立大学都市研究プラザ

問い合わせ先:中川 眞 nakagawa(at)ur–plaza.osaka-cu.ac.jp
(メールの際は(at)を@に変更ください)

2018年02月08日 / Newsletter Issue 38 発行

URPニューズレター38号を発行しました。

2017年12月20日 / 第3回おとあそび工房映像振り返りの会

おとあそび工房では、知的障害者を含む一般参加者と共に、一人一人の持つ表現の資源を生かし、即興性と創造性を重視した形で共演する方法を様々に模索してきた。 今回は、2017年11月5日に実施したおとあそび工房の公演の映像を出演メンバーと振り返りを行い、外部研究者・実践者と一般参加者と共に表現について語り合う場を設ける。


開催日時:2018年2月11日(日)10:00~16:00
会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] 1階Room4
(550-0006 大阪市西区江之子島2-1-34)
参加費:無料(申込不要)
定員:30人

主催:都市研究プラザ
共催:おとあそび工房

問い合わせ先:riinumata(at)gmail.com(メールの際は(at)を@に変更ください)

2017年12月20日 / 近世・近代巨大都市の比較史-史料と社会-

科研「三都の巨大都市化と社会構造の複雑化」中間総括円座

三都科研では、近世巨大都市の周縁部への拡張が社会構造の複合会につながるメカニズムを解明すべく、道頓堀周辺の史料の調査・研究を進めてきた。その調査の現状を共有するとともに、現時点でのその研究成果をめぐって議論する。合わせて、本科研の目的の一つである巨大都市の比較史、それをベースとする日本近世の巨大都市の世界史的位置を検討するため、関連する研究グループと共同して議論の場を設ける。

2018年1月20日(土)13:30~17:00
趣旨説明:塚田孝(文学研究科)
【セッションⅠ】大坂・道頓堀「地帯」の史料と社会
報告
・吉元加奈美(都市研究プラザ研究員)「成舞家文書・橘屋文書調査の紹介」
・塚田孝
・神田由築(お茶の水女子大学)「大坂と九州の芸能者:
コメント
・吉田伸之(飯田市歴史研究所)

2018年1月21日(日)
【セッションⅡ】上海都市史研究における史料と社会 9:30~12:30
報告
・馬学強(上海社会科学院)「上海都市史研究と史料」
コメント
・張智慧(上海大学)、佐賀朝(文学研究科)
【セッションⅢ】日仏近世社会史研究交流の“これまで”と“これから”
(高澤紀恵〔国際基督教大学〕、ギョーム・カレ〔フランス社会科学高等研究院〕、後藤雅知〔立教大学〕)

会場:大阪市立大学経済学部等2階第4会議室
定員:35名(参加無料)
主催:近世大坂研究会・都市文化研究センター・都市研究プラザ

問い合わせ先:都市研究プラザ

2017年12月12日 / 釜ヶ崎のまち再生フォーラム 2017年12月「まちづくりひろば」

<1> 陸 麗君(大阪市立大学都市研究プラザ 特別研究員、中国・華東理工大学 社会与公共管理学院 特別研究員)「新華僑たちの起業と地域ー西成区あいりん地区を中心に」
<2> 松村嘉久(阪南大学国際観光学部教授「新今宮駅周辺の民泊の実態調査および観光動向から見えてきた実態と、そこからのまちづくり課題とヒントをさぐる」
<3> 杉浦正彦さん(萩之茶屋地域周辺まちづくり合同会社・不動産事業部担当者)「あいりん地域生活困窮者への住宅あっせん(&生活支援)現場から見えてきた不動産物件流動化の実態と、住宅弱者支援のまちづくり課題」
<4> 水内俊雄さん(大阪市立大学都市研究プラザ教授)「新たな住宅セーフティネット制度づくり」(国交省住宅局)の内容紹介やその活用可能性をさぐる」
<5> あいりん地域まちづくり会議及びテーマ別部会からの報告

日 時:2017年12月12日(火)
場 所:大阪市立大学都市研究プラザ西成プラザ
参加費:無料

問合せ:都市研究プラザ

2017年10月18日 / 第3回都市行政ネットワークセミナー兼第3回先端都市学講座

本セミナーは、「包摂型社会」のあり様を突き詰めながら現代の都市社会に潜む社会的排除問題に立ち向かう、時代の最先端を切り拓くアクションリサーチャーの育成に資することを目的とする。それに加え、その趣旨をより活かすために、理論と実践との邂逅を図り、都市研究と現場実践に取り組む研究者と、都市行政の担当者間の対話の場をも設定していく。研究の実践応用のみならず、都市行政の担当職員間の経験交流の場をも設けながら、さらにアジア都市とのネットワークの形成にも資することをねらいとする。今回は、「空き家の福祉的活用」をテーマに、大阪市住之江区が取り組んでいる都市行政の施策実践について報告を受け、さらに大阪市立大学工学研究科の横山俊祐教授に学術面から考察を加える形で、行学連携の礎を築く機会の場としたい。

※本セミナーはトヨタ財団2017年度国際助成プログラム「東アジア包摂都市ネットワークの構築—引き裂かれた都市から包摂型都市へ」(代表:全泓奎)の助成を受けて実施するものです。

■日時:2017年11月29日(水)19:00~21:00

■場所:大阪市立大学都市研究プラザURP西成プラザ

*宮本むなしやKama Pubの入っている太子中央ビル3階
*出入口ドアのインターフォンで「302」+「呼出」ボタンを押してください

■参加費:無料

■主催:都市研究プラザ

■共催:包摂型社会研究会

■問い合わせ先:都市研究プラザ joint_office(at)ur–plaza.osaka-cu.ac.jp(メールの際は(at)を@に変更ください)

2017年10月18日 / 3地区まちづくり合同会社AKYインクルーシブコミュニティ研究所設立1周年記念まちづくりシンポジウム

3 地区まちづくり合同会社は、コミュニティの力で市内 3 同和地区における地域不利を断ち切る地域再生案を講じていくため、随時研究会を開催し、共同まちづくりのアクションプランを模索することを目的としている。今回は、研究所設立一周年にあたり、これまでの活動を振り返り、今後のまちづくりについて参加者とともに考える機会として、都市研究プラザ等の後援を得て記念シンポジウムを開催する。なお、本シンポジウムは科学研究費基盤研究(C)「社会的条件不利地域の母子支援活動実践と連携した心理学的介入」(研究代表者:弘田 洋二)の助成を得て実施するものである。

■日時 2017年11月13日(月)第1部 16:00~16:45 第2部 17:00~20:00

■場所:矢田ゆうあいセンター(大阪市東住吉区矢田5-3-19 近鉄南大阪線矢田駅より南西へ徒歩5分)

■参加費:無料

■主催:3地区まちづくり合同会社AKYインクルーシブコミュニティ研究所

■後援:大阪市立大学都市研究プラザ

■問い合わせ先:都市研究プラザ

AKY1周年シンポ

2017年10月18日 / 刑務所ぐらし、シャバぐらし

公募型共同研究課題「刑務所出所者の社会で更に生きるチカラとそれを支える人びとのチカラの醸成」の一環として、刑務所出所者が社会復帰することの難しさを市民に認識してもらい、かつ社会復帰を促進するために「社会」「市民」ができることを参加者が考え、議論する場を提供する。今回は刑務所出所者支援を行っているNPOでの勤務経験もある筑波大学大学院の高橋康史氏と当事者が対談形式で、刑務所を出てから現在に至るまでの生活について、経験をふまえつつ話題提供をしていただく。

日時:2017年11月13日(月)
場所:阿倍野長屋
主催:一般社団法人よりそいネットおおさか
後援:大阪市立大学都市研究プラザ


連絡先:syaba2016osaka(at)yahoo.co.jp